精神療法の種類「対人関係療法」とは?

対人関係療法について

うつ病を改善するための治療方法は様々なものがありますが、その一つが「対人関係療法」になります。
対人関係療法とは、非機能的な自動思考や行動パターンを病気の症状として「対人関係と感情・症状は相互作用であり、胎児関係に対処することによって症状の改善をする」ということを目的にしています。対人関係によって起こる、悲哀や不和、変化や欠如といったストレスになることを焦点に当てて治療に取り組みます。
この療法では、感情を明確にしながらコミュニケーションを行なって、対人関係パターンの変化を通してうつ病を改善していきます。
うつ病はストレスなどによって引き起こされますが、特にストレスになるのが人間関係です。それに焦点を当てて改善することで、うつ病の改善につなげられます。

対人関係療法のやり方

対人関係療法では、対人関係上の四つの問題である悲哀、不和、変化、欠如に焦点を当てて、うつ病がこの問題のどこからきているのかを見立てて取り組んでいきます。
一見うつ病やストレスは、対人関係には関係がないケースもよくありますが、うつ病を発症させる原因やきっかけとなることが多いとされています。重要な人が亡くなってしまった、相互に期待する役割の不一致や役割の変化、孤独などが原因になっていることも多く、これがストレスになってしまい、ネガティブスパイラルという状態になってしまうことがあります。
対人関係療法では、このスパイラルについて一緒に考えることでそれから抜け出し、良い人間関係を作りストレスを減らしてうつ病を改善します。